- vol.4 - 【総括】バーチャルピボットと硬い靴底がもたらすもの

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これまで報告したR&DレポートVol.1からVol.3では、SRDと既存システムをシングルスカルによってレース状況に近い条件で実験し、両者の差異をSRDと既存システムの構造と機能の特徴から説明した。

本Vol.4では、R&DレポートVol.1からVol.3説明したSRD効果と、SRDを構成するフットストレッチャーのバーチャルピボット(VP)と靴の構造及び機能を図示することで、それらの相互関係をより明確にした。


Part1 既存システムとSRDの機能と運動パターンの違いが艇の挙動に及ぼす影響

図1、機械的効率の高いオール振り角範囲で、強いオール引き力と大きなオール角速度を発揮することが可能になること、図2、及び拇指球部の痛感の発生を防ぐこととSRDシステムの関連性を説明している。

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図1 SRDにより、機械的効率の高いオール振り角範囲で、強いオール引き力と大きなオール角速度が可能になることの関係を表す図

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図2 SRDの構造と、靴の曲げ戻しによるエネルギーロスと拇指球部の痛感の発生を防ぐことの関係を表す図